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協同組合でナスバネットを利用  10社で持ち回り(2020/03/01)


「土日夜中でもできるのが最大のメリット」


大阪物流システム協同組合(10社)は、1月からナスバ(NASVA)ネットを利用した運転手の適性診断を始めた。ナスバネットとは、インターネット適性診断システムで、システムが設置してある事業所で一般診断や定期診断を受けることができる。
運転手は、初めてトラックに乗務する前の初任診断、65歳以上の人が受ける適齢診断、事故を起こした人が受ける適性診断を受けなければならない。また、3年に1度、一般診断を受診することが推奨されている。(一般診断受診はGマークの加点になる)。
それらの受診は、本来は自動車事故対策センターなどに行かなければならないが、ナスバネットを利用すれば、その必要はなくなる。
 パソコン、ステアリングコントローラー、Webカメラ、ヘッドセット、プリンターなどを準備し、自動車事故対策機構がソフトをインストールすることで診断が可能となる。
 機器の前に座り、ステアリングコントローラーを操作し、受診者の自動車の運転について長所・短所といった「運転のクセ」を見い出して、事故防止に活用する。
 同協同組合では、1か月ごとに交替で利用していくが、最初に利用した㈱ケイ・ツーネットワーク(大阪府東大阪市)の栗野兼信社長は、「ナスバは5時までで予約が必要。ナスバネットは土日や夜中でもできるのが最大のメリット。宵積みまでの待ち時間など空いている時間でできる」と話していた。

【写真】ナスバネットを利用するケイツーネットワークの従業員