過去最高80社１３０名が参加　ドラＥＶＥＲ第８回ユーザー会を開催（2025/05/28）

来年、九州営業所、東北営業所開設

　ドライバー求人サイトの㈱ドラＥＶＥＲ（岡野照彦社長、東京都）は４月17日、大宮サンパレスで第８回ユーザー会を開催し、過去最高となる80社１３０名が参加した。
第１部のセミナーでは、さいたま新都心税理士法人の松波竜太代表が、「会社を強くする資金戦略」と題し講演。資金調達に困らない経営を実現するための実践ポイントを解説した。
　第２部では、渡海克利営業本部長が２０２４年度の実績を報告。平均月間サイト閲覧数１２０万ＰＶ、平均月間訪問者数17万人、ドライバー職希望の会員登録者数12万人、スカウト登録４・５万人など順調に伸びていることを報告。
　燃料共同購入、ＥＴＣ、利用運送、車両買取りの各事業も順調に伸びていることも説明。また、今年、福岡と仙台に出張所を設け、来年にも九州営業所、東北営業所を開設し、全国展開を進める計画も明かした。
　次に、岡野社長がアップデートした「運ＳＯＵＬ」ついて説明を行った。
　運ＳＯＵＬは経営課題を可視化できるＤＸツールとして３０００社以上で導入されている。運送業に特化した基幹システムで、いつ、どこで、誰が何にいくら使ったか、いくら稼いだかなどのデータを掛け合わせ経営者が求める情報が瞬時に確認できる。
　面倒な入力なしで導入でき、自動集計・自動更新機能を備えドライバー別、車両別、運行別の売り上げや損益の把握・分析も可能である。
　岡野会長は、「手入力作業の大変さを考慮したのが運ＳＯＵＬの最大の特徴。また、運ＳＯＵＬ導入企業のデジタコ情報から車両を検索し、共同配送先を見つけ出す『周辺車両検索機能』を使えば、人や車両を増やさずに売上増ができる」と説明した。
　ユーザー会では同社が、３月16日のＴＢＳテレビの生活情報バラエティ番組「がっちりマンデー‼」に取り上げられた映像が流された。同映像はユーチューブで「ドラＥＶＥＲ　　
がっちりマンデー」の検索で見ることができる。

【写真】「運ＳＯＵＬ」について説明する岡野社長