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トラック・物流Gメン 「Gメン調査員」と協力要請・情報収集(2025/04/20)


「時短するなら高速料金もっと優遇して」

 2024年問題への対応の一環で、 近畿運輸局の「トラック・物流Gメン」が、大阪府トラック協会の「Gメン調査員」と合同で3月25日、協力要請・情報収集を実施した。
トラック・物流Gメンによる荷主パトロールは午前と午後大阪市住之江区周辺の鉄鋼業者、冷凍冷蔵食品業者を中心に実施。違反原因行為である、長時間の荷待ち、契約にない附帯業務、運賃・料金の不当な据置きなどの防止・改善についての協力を要請した。
 荷主パトロールでは荷主業者をアポなしで訪問。ある荷主担当者は、「2024年問題で収入が減って運転手が辞める話を聞いたり、仕事を早く切り上げる話を聞く。荷物が動き出したら対応してもらえるのか心配」と話していた。
 トラック・物流Gメンによるトラックドライバーへのプッシュ型情報収集では、午前中に中央環状線・東大阪休憩所付近で実施。午後は大阪トラックステーションで行った。
 トラックドライバーに対しては、トラック・物流Gメンの制度について周知をするとともに、直接、生の声を聞き取ることで違反原因行為となり得る情報収集を行った。
大阪TSではあるドライバーから、「2024年問題でドライバーは稼げなくなった。会社も限界だ。時短を推し進めるなら、緑ナンバーは高速道路料金をもっと優遇してほしい。知らないうちに値上げになっていっている」といった声が聞かれた。(4月21日号)

【写真】大阪TSでドライバーへの聞き込みを行うGメン調査員