２０２４年は最大のチャンス！ 　ＬＥＡＤ（2024/01/17）

　㈱ＬＥＡＤ（倉本佳英社長、神戸市）は誘導業を展開しているが、２０２２年４月に新たにＬ．ｃａｒｇｏ合同会社（エルカーゴ、同）を設立し、運送業を開始。現在、ハイエースから４トン、大型、トレーラーを含め30台を保有し、精密機械や重量物をメインに運搬を行う。１月にはトレーラーヘッド２台増車予定で勢いが止まらない。
　幅、重量などの制限値を超えて走行する特殊車両（大型トレーラー）が安全に走行できるようにする誘導業は、特殊車両通行時の誘導車の配置条件が２０２１年から変更。特殊車両の前方と後方に１台ずつ配置しなければならなかったのが、１台となった。
誘導業者にとっては売り上げが大幅に減少する要因となったが、ＬＥＡＤは運送業の許可を取得。現在、誘導車30台、トラック30台で事業展開する。
　スポット（フリー）荷物についてオールマイティに運搬するのが強み。ウィング車、平車、ユニック車、低床トレーラーと一通りできるように車を用意し、近距離から長距離まで全国どこでも走る。ハイエースはサイドからもパレット積みが可能で、荷物の固縛ができるようにフックを付けた。
　誘導の運転手がトラックに乗り、トラックの運転手が誘導車に乗る体制を整え、管理職、事務員もトラックに乗れるように常時、待機している。
　倉本社長は、「うちはＮＯと言わない、断らないがモットー。２０２４年は最大のチャンス。トラックが足らなくなるから攻めて行く。全員野球で攻める」と意気込んでいる。
（１月15日号）

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