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トピックスitiran

トラック出身のバス運転手はマナーが悪い?(2020/10/19)


車内で商売するドライバーも


新型コロナの影響でバス会社を辞め、トラックへ転向するドライバーの話を耳にするようになった。とあるバス会社の担当者から聞いた話だが、バスの運転手は大きく2通りに分かれるという。トラック出身者と最初からバス運転手を志して運転手になった人である。
 トラック運転手から2種免許を取得してバス会社に就職するドライバーは少なくない。
 ただ、一概には言えないが、トラック出身者は、運転が荒く、運転中にネクタイを緩め、言葉使いも悪いなど運転マナーが良くない傾向にあるようだ。
 それまで、人ではなく、荷物を扱っていたことが影響するのかもしれない。
 一方、バス運転手を志してなったドライバーは、安全運転に徹している。急ブレーキ、急ハンドルはなく運転は静かで、車両の揺れも少なく、運転マナーもよい。
 なので、多くのバス会社はトラック出身のバス運転手はインバウンド向けに、トラック出身でないバス運転手は、国内の人向けに配車を組む傾向があるという。
 バス会社の担当者は、「トラックから転職した人は、運転が荒く、お客さんが車酔いすることがある。あおり運転をする人もいて、事故のリスクも高い。また、チップを目当てにしている者もいる。ひどいドライバーになると、ペットボトルの水をケースで安く仕入れてきて、1本100円で外国人客に売ったりする。日本人相手に観光バスの運転を行っているドライバーとでは、まったく質が違うと感じる」と話す。
 日本人観光客は、バス走行時の小さな横揺れにも敏感だ。ちょっとしたことでもクレームになることがあり、ドライバーには高いホスピタリティが求められるという。